The Backstage of "A Hideout in Blue"
みなさま、はじめましてこんちはっ!
藤沢先輩と同中だった後輩真里谷サウ太です! コーダのCDは今も家宝っす!
【11/20 今回もこっそり追記してるっす!】
カリスマっつーんすかね、ああいう人。とにかくすっげえかっこよくて超有名人だった藤沢先輩の武勇伝を、しがない後輩ではありましたが僭越ながらハイドアウトインブルーっていう小説にしてみました! 先日完結したので、今なら更新待ちのストレスなくお読み頂けるっす!
藤沢先輩と、先輩のクラスメイトだった穂高先輩っていう人がすっげえ活躍する話なんで、リップタイデンハニーの登場人物のサイドストーリーに興味ある読者さまはぜひ読んでみると楽しいっす!
(今回このノリでいきますので…もしよろしければついてきてください… つか読んでてマジすげえウザいっす…… (*´艸`) にやにやが止まんねっす!)
中学生や高校生の頃って、やっぱ狭い世界だから余計にすげえ目立つ人っているじゃねえすか。
リップタイデンハニーの世界だとワールドワイドで頭おかしい超絶メンバーばっかりなんで藤沢先輩って可哀想なくらい影が薄いんすけど、ふつーの世界だと、藤沢先輩はまさに「すげえ目立つ人」のタイプでした。
藤沢先輩の顔がいいっていうのはまあ当たり前なんすけど、とはいえハイドアウトインブルーは先輩の一人称なんで自分の容姿ぜんぜん出てこねえ控えめ仕様で、いっつも一人称だとこれが辛いところなんスよね。女性の読者さまを惹きつけるにはやっぱ容姿って最重要なんすけど、でも真里谷にも譲れないポイントがあって、やっぱ男たちの思考をダサく書きたくはないんスよ。だから、野郎が自分の容姿の説明を自分で言っちゃうのとかは超アウトなわけでして。これは裏リップでも同じく「書きたいのに書けない」悔しいポイントです。あとキャラクターの性格の問題もあるっす。恭太みたいなキャラはぜってー自分の容姿語らないじゃないすか。だから、どうやって本人のことを周囲や環境から文字で表現できるかっていうのは真里谷の悩みどころでもあるっす。その解決策として別視点を入れたりしています。
でもハイドアウトは、自分の尊敬する藤沢先輩視点縛りで書き切ってみたっす!!
でもそのせいで、藤沢先輩の最大のチャームポイントである「えくぼ」が一切出てこない仕様になっちゃいました!!
だって、変じゃないですか、先輩自身が自分のえくぼに言及するのって。それに穂高先輩だってそんなことをダチに言う性格じゃねえし。大体、十五歳の男が同性の友達の「えくぼ」に、だからなんだって感じですよ。ま、それは二十九になっても同じッスよね。
考えられるとしたらアンナに語らせるっていう手があったんすけど、それはつまりジョーさんに藤沢先輩のチャームポイントを言ってもらうことになるわけで、でもあの時のジョーさんはわざわざ藤沢先輩を褒める言動はするわけがないんすよ。まあ、菱谷さんなら言うかもしれねえっすけど、でもあの人の役目は今回「藤沢先輩と穂高先輩と一條さんを繋げる」っていう最大級に重要な役目を背負って書く必要があったんで藤沢先輩のえくぼ話に及ぶ余地もなかったっす。なので、結局本編では誰も言わずに完結しちまいました…!!!これだけが真里谷ほんとうに心残りっす。
そういや先輩、穂高先輩のことかっこいいとか所作が綺麗とかなんとか色々僻んでましたけど、何言ってんすか?!って感じっす。いや、穂高先輩もぶっちゃけ静かに人気が燻ってたのは知ってるんすよ…クラスの女子が穂高先輩のことを見たくて、三年二組のベランダが見える部屋に移動して眺めてたのは知ってるんで。多分告白とかも普通にされてるはずっす。でもあの人マジで謎の侍なんで…多分、自分から好きになんねえと動かねえタイプっす。
で、藤沢先輩の人気は穂高先輩のそれとは種類が違くて。もう、半端ねっす。藤沢先輩はなんでも「先端」なんです。簡単に言えば早熟です。周りが兄貴ばっかりだから、そりゃそうなりますよね。軸がどうのとか言ってましたけど、まあ、十五なんだし、ぶっちゃけ似合うから格好なんて何でもいいんすよ。あんないるだけで太陽みたいな人、何着たってOKっす。
つまり後輩真里谷は思うんすよ、穂高先輩は「静/陰」なんです。で、藤沢先輩は「動/陽」っす。
二人揃ったら最強っす。これは三田のメンバーにも実は言えることっす。
藤沢先輩と恭太の違いっすか?そうっすね…ハイドアウトでの藤沢先輩が「流行の最先端」だとしたらリップの恭太は「存在が流行になる」っすかね。穂高先輩は軸が違うんで比較できねっす。
藤沢先輩と穂高先輩だと大人の色気度でいったら穂高先輩のほうがあるかも。藤沢先輩は包容力で迫るタイプっすかね。(なんの話)
ちなみにエロ度は、基本的にみんなエロいっす。ハイドアウトではその辺なにも書きませんでしたが!青春物語なんで!!尊敬する先輩たちの青春に焦点っす!
リップ読んでる方はお気づきでしょうが、あれもそもそも美しきらぶえっち、てかんじでもねえし、マジでふつーのカップルのただのどエロを本当は書きたいんすけど、かといって謎の変なプレイとか下品な話は書きたくねえし、でもお花とキラキラが散らばるような◆は現実味がなくて逆に書きたくねえし…そもそも真里谷がずっと頭んなかエロいわけでもねえし、そこ突き詰めても読み物としてどうなの…ってなるんで控えてるっす!
なんでこんな話になってんのかわかんなくなってきたっす!
ブログの目的が曲の紹介なのに、前文だけで一話分くらいの文字量っす!
まじで日曜の夜になにやってんの?!
つーことで簡単に曲紹介っす!
藤沢先輩と穂高先輩が背伸びして聴いていた数々の音楽を探してきました。
リップが現実軸で進んでいるので過去を書くとなると必然的にきちんと十六年前あたりのトレンドや最先端や一般的なもの、などを出す必要があって、ハイドアウトを書くにあたり真里谷はあの年代をきちんと調べました。だから藤沢先輩の髪形はあの有名なサッカー選手のアレになってるっす!
洋楽もオールドジャズはいいとして、他はリリース年月がおかしくならないように選んだつもりっす。真里谷の知ってる曲しか出せないんで偏ってはいますが、もしご興味がございましたら聴いてみてください。
これはほぼ他人だった先輩たちがクリックするきっかけになった重要な曲っす。
こんなのを十四、五で聴いて、良さなんてわかってるんスかね?あやしいっすね!
十五の真里谷だったら、ぜってー眠くなるっす!
これが藤沢先輩が穂高先輩に会った時に聴いてた曲っす!
こんなのを十四、五で以下同文っす!
藤沢先輩が声がエロいって言ってる女性歌手っす。
先輩がエロいって思ってる曲を上にリンクしてみました。
真里谷もこの人は大好き。 Afraidが一番好き。藤沢先輩も好きらしいっす!
いい曲いっぱいあるんで聴いてみてください!
藤沢先輩が挑戦的に訊ねたら穂高先輩に即答された曲っす。
アップテンポで、比較的とっつき易いです!真里谷も大好き。
実はハイドアウトインブルーのテーマ曲っす。
(真里谷の推敲や物語のBGMとしてはTwitterでも言ってたとおり米津玄師さんの「しとど晴天大迷惑」なんすけど、)藤沢先輩と穂高先輩にとってこの曲は、十五歳のあの夏の全てを引き受けている特別な曲っす。
歌詞はハイドアウト内のお二人とは全然関係なく、元友達だった男女の、「別れるとかじゃなくて、俺は親友に戻りたいんだ…!」みたいな内容っす。
でも曲調が郷愁を誘う、「思い出」になる曲としてはすげえ合ってると思って。
リリース時期からしてもまあまあぴったりで、もうハイドアウトインブルーにはチルドさん←にご登場願おうと思い意気揚々と書いたっす。
真里谷もハイドアウトの執筆中はヘビロテしたっす!!
穂高先輩が藤沢先輩と聴くために穂高城に持って来たアルバムに入っていた曲っす。
特に解説はしねえっす。日本でもJay Kayは超有名なんで!
~『ゴールデンクラッシックソウル』内~
二十九歳のお二人が、穂高先輩のバーにて自動リストで選んだ『ゴールデンクラッシックソウル』に入っていた曲っす。
いい感じにクラッシックすね…!Doesn't Really Matterでも可っす!
悲劇の女性っす。未だに彼女の曲は忘れられることなくアメリカのティーンズに聴き継がれてるっぽいです。知ってると年上の男と話合うしモテるんで、十代の女の子は結構みんな知ってるっす。←
Romeo must dieっていう映画の曲なので日本でも結構有名です。
本人ヒロイン主演&映画主題歌なので、なんとPVにジェットリーさん出てるっす!
本当はJa Ruleっつー、しゃがれ声が特徴的なラッパーの曲なんすけど、Jaさんの曲は大抵レーベル仲間のAshantiさんに食われてるっす!← フィーチャリングしすぎなんすよね!
Jaさん、歌全然アレなんでAshanti様様っす!なんで歌ったんすかね?ラッパーはラッパーの役割から外れねえほうが賢明っす!(厳) キングオブパンツ下げ過ぎ。 真里谷はMesmerizeが好き。
前にもMemoに出て来たんすけど、元Fugeesの人です。ソロだと他にもTo Zionとか、良い曲いっぱいあるんで是非聴いてみてください。なんせ歌ちょー上手いんで、多少人生がアレでも許されるっす。
~『ゴールデンクラッシックソウル』おわり~
藤沢先輩のとーちゃんが聴いていたやつです。一番の有名所だとこの曲だと思います。
あとはもう、アルバム聴いてみてください。執筆中もかなりこの方アルバムを流しっ放しにしていました。すげえ捗りました!
藤沢先輩のかーちゃんが好きらしいです。超有名っす。甘い声っすからね。
端的に言うとヤク中で亡くなってしまった人です。アーティストって、まあ、アレっすよね。みんな色々思い詰めちまうんすよね。
つーか、こんな音楽の趣味をされている両親だからこその、藤沢先輩なんでしょうね。
というわけで後輩真里谷がめっちゃでしゃばって藤沢先輩語りをさせて頂きました!
あざっす!!!!
……疲れた……。なんでこんな仕様にしたんだ真里谷……。
【恒例の、突然の追記 2018/11/20】
ということでみなさん、こんばんは!懲りずに真里谷サウ太(中二)です!
MEMOはこうやって気づかない内に真里谷が追記してたりしてるっす!真里谷じぶんちではこんなふうにめっちゃ自由人っす。特に言わないんで気付いた人だけが得(なのか損なのか)する自分勝手な仕様ッス! 本文内も編集しまくってるんで、数日後に読み返すと文が減ったり増えたりするっす!精査しないで書くから数日引っかかって心残りが出て、結局追記したり編集したりしてるんです!申し訳ねっす。
今回はいつも大変お世話になっておりますリップのファンアートを下さる絵師けいたさまからハイドアウトインブルーのイメージテーマ曲を教えて頂いたので忘れないように貼っておこうと思って!
まずこれ、ありがたいことに「Stand By Me」いただきました。
こんな大作に真里谷みたいなぺーぺーが語るようなことは特になにも無えっす。ちなみに確かこの曲の「スタンドバイミー」の意味自体は恋人への歌詞なので映画と関係なかったと思います。映画のサントラに選ばれたのはリリースの後だったはずっす。うろ覚えなんで違ったらすいません。
音と思い出の結びつきってすげえ偉大っす。真里谷なんて人生の良いこと悪いことがほとんど音楽に結びついてるっす。あの曲聴くと辛かった時期思い出す、とかめっちゃあるし。
ハイドアウトの「少年の背伸びにより突然収拾つかなくなった惨事」が光栄にもこの映画の少年たちの「無防備な冒険」に重なって、つまりこの世の少年たちの儚く短い特別な時間=この曲、で一発で甦る今の時代の我々って最高、って思ったっす!!
それに、ハイドアウトインブルーをお読みになって映画を観返してくださった読者さまもいらっしゃって、もう真里谷は感激の嵐でした。自分の描いた世界が他の人の感情を刺激するこの感動は、創作側になってみないと一生わかんねえなって思うっす。
次はこの曲、バンプさんの「天体観測」っす。
調べたらちょうどリリース時期が藤沢先輩たちの時間軸に合ってて、すげえ驚きました!! これ聴きながら、16話目の穂高先輩の幼くも情に溢れた儚い決断を思い浮かべて、もう真里谷は超切なくなったっす…!まじでじーんとくるっす。 16-17話を読んで頂いたら、ぜひバンプさんのこれを聴いてみてください。藤沢先輩も穂高先輩も熱いっす…!
けいたさまありがとうございました。
そしてハイドアウトインブルーを好きだとおっしゃってくださった読者のみなさま、本当に感謝しています。
真里谷が創作の上ですっげえ書きたいテーマの一つが「友」で、ハイドアウトインブルーでそれを完結まで形にできてクリエイターとして今すっげえ幸せなんですけど、こうやって読者さまからのご感想をいろんな形で見せて頂けて、自分は本気で毎回嬉しく思ってます。
この充実感を糧に、リップもつづきがんばります。
キャラ設定が甘い真里谷サウ太(中二)でしたあざっす!!!